第6回リモートポケモン学会で発表しました!経緯編

ハロー、読者たちよ。

 

二枚貝ホタテです。

2月4日(土)および5日(日)に開催の

「第6回リモートポケモン学会」

通称「リモポケ学会」、略して「リポ学」に参加しました。

4日の最後、えどですさんと共同発表で、

『リモート'2まいがいポケモン'学会』というタイトルでプレゼンしました。

 

同イベント初となる共同発表です。

今回はリモポケ学会に参加した経緯、そして発表した感想綴ります。

その記録をメモ代わりに残しておきます。読みづらいかもしれませんが、まぁあくまで自己満足の記録ということで。

 

なお、共同発表になった経緯は、『リモポケラジオ第5回』の26分ごろからご視聴ください。奇跡がおきました。

 

 

①プレゼンターに応募しよう!

リポ学を知ったきっかけは覚えてません。

多分、ゆるふわ生物学のファン、通称コメント類がツイッターとかで拡散してたものと思います。

 

子供の頃から、自分の好きな生物について語るのが大好きだった自分。

まぁ、みんな好きでしょ。自分の好きなもの語るの。

 

ということで、第4回リポ学のプレゼンターに応募しました。

 

落ちました。

 

このイベントの発表者は先着順なんです。

応募フォームにテーマ概要などを、ああでもない、こうでもないと書いていたら10分くらいかかってしまい、定員の10名に入らなかったみたいです。

この時に応募したテーマは

「イモリとヤモリとエンニュート

エンニュートのモチーフとなった生物は何か、そして生物学的にポケモンを考察することの意義とリスクについて語る気でした。

 

結局この時のリポ学は参加せず、当日もコメント類に誘われて伊豆に遊びに行ってました。せめて見ろ。

第5回は大学時代のサークル関係で用事があったのでそもそも応募せず。

 

そして、第6回。

今度はパルシェンについて語りたいと思っていました。

おいエンニュートはどうした。

実をいうと、パルシェンの生態について、より深い考察ができたんですよね。

ということで応募したのは「パルシェンは貝なのか?」というテーマです。

それから数日後。

運営からツイッターのDMが送られてきました。

「残念ながら二枚貝ホタテさんは僅差でプレゼンターの枠から漏れてしまったのですが、当選者の中に近い発表内容の方がいらっしゃいまして、共同作業できる余地があるか一度お話してみたい旨をいただいております。」

 

・・・こいつ毎回応募すんの出遅れてんな。

それはさておき、奇跡的に同じような内容の発表したい方がいるではありませんか!

近い発表内容の方というのは、第2回リポ学でポケモンのリージョンフォームの生物学的考察を発表した、えどですさん。

彼は、「シェルダーは本当に2まいがいなのか?」というテーマで発表したいというのです。

驚きです。いや、運営の皆さんも、えどですさんも、全員が驚きましたよ。

別にシェルダー系統で大きなイベントがあったわけでもないし、大人気ポケモンでもありません。(自分で言ってて悲しい)

えどですさんと僕が知り合いだったわけでもありません。

それでもネタが被ったのは奇跡としか言いようがありません。

運営さんによると、11番目の応募者であるホタテが発表者から漏れ、類似した内容をえどですさんが発表するのはよくないだろう、とのことでした。いやはや、ありがとうございます。

この件で、ファイヤー使い友の会さんが、「ホタテさんがエランドの投稿をしていたから共同発表してもらうよう推した」と言っていました。(エランドはアフリカにすむウシ科のマニアックな草食動物)

エランドの写真アップしててよかった~!

 

いやエランドの写真アップしてたおかげで発表者になれることないだろ。

 

②共同発表しよう

えどですさん・公式さん・そしてホタテ。

3人のツイッターDMが動き始めました。

 

えどですさんの発表したい内容。

僕の発表したいパルシェン考察。

 

それらをさらけだします。お互い手探り。(自分で言うのもなんですが)2人ともやさしいやさしいなので、お互いに相手に合わせますよ、という感じ。

ただ、子育てでお忙しい&先に発表者に応募していたえどですさんを尊重するべきだろうと考えました。えどですさんに「俺のプレゼンに合わせて内容を変えろ」なんておかしいですからね。

ちなみにえどですさんから発表時間を折半する話をもちかけられ、「えどですさんの発表時間が減っちゃうのにいいんですか?」と聞くと、忙しいからそっちの方がいい、とのこと。

なんと幸運なことでしょうか。

 

えどですさんがシェルダーを考察するなら、僕もシェルダーを考察したい。いつかはとりかかろうと思っていた、ヤドランのしっぽについているシェルダーを、えどですさんの考察に沿った形で研究したい。

そんな思いがありました。

えどですさんの企みはざっとこんな感じ。

シェルダーのボディプランは二枚貝ではなく腕足動物に近い、一方でデザインとしては二枚貝とよくわかる、デフォルメされたフォルムだという内容。

ならばこちらも合わせましょう!

ヤドランのしっぽについているシェルダー。その生物学的考察と、デザインの考察を。

 

1月1日。その年の初めとなる特別な日、元日。

えどですさんとDiscordをつないで話して、計画を相談しました。

えどですさんが最初にシェルダーの考察。そのあとにホタテがヤドランのシェルダーの考察、という流れに決定。

さぁ、プレゼンを作ろう!

 

③ヤドランのシェルダーを考察しよう!

そんなわけで、もともと発表しようとしていたパルシェン考察は全部捨てて、ヤドランの考察を始めました。

参考にしたのは、敬愛するゆるふわ生物学chの過去の配信。

そこで語られた衝撃の事実。ヤドランのシェルダーは、実は巻いていなかったのです!

配信では、実は巻貝ではないのでは?という話に。

古生物担当のみかみんさんが、厚歯二枚貝と似ていると話していました。

なるほど。本当に巻貝ではないのかもしれない。

そこで、形態の観察や図鑑説明をチェック。それらを経て、たどりついた答え。

あんな鏡餅みたいな形の貝は見つからない。

巻貝だとも、二枚貝だとも断言できないのです。

 

ならば、共通点のある生物をたくさん見ながら、生物について語りつつ、結局は巻貝をデフォルメしたデザインであるという話にしよう。

話の途中、貝に関するポケモンたちと、そのちょっとした考察も紹介しよう。

 

そんなこんなでパワポを作ることに。しかし2人で20~30分というのは結構短い。

1人あたり15分を切る。しかし語りたいことは山ほど。泣きながら削りました。

 

神経毒の作用機序とトリカブト保険金殺人事件とゴールデンカムイの話。

キョダイマックスラプラス対数螺旋構造と数学の話。

げんしのちからに登場するホタテの考察etc...

いろいろ削りました。早口にしゃべってようやく15分に収まる程度に。

 

いやはや、共同発表はお互いの意見を共有することで、一人ではなしえない作品が作れるというメリットがありますが、代償として自分が話せる時間が短くなってしまいます。

 

結局どんな発表になったかは、発表のアーカイブをご覧ください。

 

 

発表前夜、スライドをバトンタッチする練習を実施しました。

そこで発覚したのが、自分のパワポアプリの右上に出ちゃっている我が本名!

運営の皆さまに消し方を調べていただきました。ありがとうございました。

結局Discordをつないでいた最中は治らなかったんですが、すぐに消えました。よかったです。本番では見せませんでしたが。

 

そして当日。自分は初日のトリのトリ。

自分の前のプレゼンを聞きながら、徐々に緊張感が高まります。

いよいよ、自分の前の発表が終わり、10分間の休憩時間。

息を整え、リポ学Discordに突入!

音声の確認をします。

ここで痛恨のミス。

音声確認の時は普通に話してたんですが、いざ自分の発表が始まると、気合が入ったのか前のめりになり、声もでかくなり、後で配信を聞くとけっこう大きな声になってました。せっかく休憩時間の間に運営さんが音量を調節してくれたというのに・・・ごめんなさい。

 

とはいえ、発表は大きなミスもなく、無事に終了。

貝をはじめとする生き物たちと、ヤドランのシェルダー。そして貝にまつわるたくさんのポケモンたちについて、考察し、生物とポケモンの両方に新たな「発見」を堪能していただいたと考えています。自画自賛ですみません。

 

あらためて、共同発表につきあってくださったえどですさん、運営の皆さまに感謝いたします。

そしてコメント欄やツイッターで応援してくださった視聴者の皆さまにも感謝。

ということで次回はイベント中のコメント・感想・質問について、答えていきます。